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天国のキッス

 あれ!? おかしいなあ……。

 トンネルを抜けたはずなのに、いつの間にか更新をしていない日々が続いていた。

 これこそが、ブログというものの“動機の弱さ”だ。

 何となく書いていない(笑)。

 やはり、ブログは、夕暮れのグラウンドにローラーを引くように根性入れて臨まないと書けない。(前出)

 「習慣になってる」とか、「書くのが楽しくってしょうがない」とか、世の中の他の人のことは知らないけれど、少なくとも私の場合はそうだ。

 日々の生活の中で書きたいことはあるのだが、このツイッター時代、浮かんでは消え、浮かんでは消えの断片的感情や感想が頭の中を駆け巡る。それをまとめて、コラムに編み上げていく過程で気を許すと、その思いや形はどうでもいいものになりさがり、どうしても書こうとする気が失せてしまう。

 世間も私もその場限り。カジュアルさが毒になっている……。

 と、そんなことを考えながらネットを見ていて、一気に燃えた。いや、萌えた。

 それは、ふと出会った、松田聖子の『天国のキッス』だ。

 まずは、リンクでその映像を確認してもらいたい。

 あまりこういう他所の映像を引用するのは気が引けるのだが、もうこうなると、この「創造物」のかわいさや様式美は、じゅうぶんにマンガ的!だ。いわばアイドルの完成型としてのデフォルメである。

 You tubeのコメントに溢れかえる男たちの怒濤のような感情。

 誰かのコメントに、彼女にノーベル平和賞を与える、というのがあったが、まさにこの平和さ加減を思うと、冗談だけで済ますのはもったいない気がしてくる。

 何よりこの映像には、「ぶっちゃけ」的な投げやりさがない。

 時代がそれを許していない。

 アイドルはアイドルを一生懸命に勤め上げ、楽曲は楽曲で、まるでおとぎ話のような“汚れなき想像(創造)”を追求し続けているのである。

 そう、あの頃(1970年代後半~1980年代前半)は、みんなが、本気でおとぎ話を信じていた。あるいは信じようとしていた、そんな時代だったのかもしれない。

 創造は本来、カジュアルなものではなく、嫌になるぐらいフォーマルなものだ。

 何か知らんけど、ちょっとやる気出た。

 『チェリーブラッサム』を聞いたら、原稿を書くことにする。





2010.03.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | マンガ的!

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プロフィール

中丸謙一朗

Author:中丸謙一朗
職業:編集者・コラムニスト
1963年生まれ、横浜市出身。立教大学経済学部卒。1987年、マガジンハウス入社。『ポパイ』『ガリバー』『ブルータス』などで編集を手がけた後、独立。著書に『大物講座』(講談社)、『ロックンロール・ダイエット』(中央公論新社・扶桑社文庫)、『車輪の上』(エイ出版)、漫画原作『心理捜査官・草薙葵』(集英社コミックス)など。編著多数。

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