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アマゾネス

 『アマゾネス』(テレンス・ヤング監督)を見た。

 この映画は1973年、私が10歳の時の作品で、子どもの頃無性に見たかった映画だ。今、思う存分に見る。おとな見だ。

 『アマゾネス』は、ギリシャ神話に登場する女性だけの部族をモデルにした映画だ。古代の女だけの狩猟部族で、子を産むときは他部族の男性の元に交わりに行く。

 着エロ的には基本薄手の部族衣装。戦闘シーンではチラリやポロリはぜんぜんアリ。当時の誰がいちばんよろこんでいたのかはよくわからないが、要するに女だらけのエッチな映画なのであった。

 だから、小学生の「見たい!」という欲望は、当然果たされることはなく、後年、テレビ東京あたりでやっていた洋画劇場での放送を親の目を盗みながら、必死こいて見たことが思い出として残る。

 久しぶりに見ると、たいしてエッチでもなく、女同士が裸で闘い合うという「どろんこプロレス」的展開のみが見せ場の、何ともぬけの悪い映画ではあったが、部族のリーダー(女王)が聴衆に向かい訓辞を垂れるシーンにこんなセリフがあった。

 「男は心も肉体も汚れている。男の手はすぐに悪いことを始める。男の顔は品がない。男の体はたるんで骨が触る。男はいつもせっかちでコクがない」。

 せっかちでコクがないって……。

 小学生の時にはわからなかったが、その実、妙に“コクのある”脚本だ。

 少年は大人の男になり、「汚れ」と引き替えに「コク」を得たはずだったのが、アマゾネス先生に言わせると、もう一度、一からやり直しなのかもしれない。


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2010.07.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | マンガ的!

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プロフィール

中丸謙一朗

Author:中丸謙一朗
職業:編集者・コラムニスト
1963年生まれ、横浜市出身。立教大学経済学部卒。1987年、マガジンハウス入社。『ポパイ』『ガリバー』『ブルータス』などで編集を手がけた後、独立。著書に『大物講座』(講談社)、『ロックンロール・ダイエット』(中央公論新社・扶桑社文庫)、『車輪の上』(エイ出版)、漫画原作『心理捜査官・草薙葵』(集英社コミックス)など。編著多数。

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