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とんかつ力

 さて、今日から新年度です。

 この雨混じりの曇り空を眺めていると、この不況下、朝からテレビで垂れ流されている「弁当男子」(何でも、最近金がないので自分で弁当を作って会社に持参する男子が急増しているらしい)の話と相まって、まるで「涙目の新年度」のように感じてしまいます。

 ま、弁当なんぞは自分で食うものだから誰が作ってもかまわないのですが、そもそも、こんなところに力を使ってる場合でしょうか。力の無駄です。

 力と言えば、私には前から気になっているものがあります。それはとんかつ力です。

とんかつ力


 最近は言葉もカジュアルになっていて、表現しにくい概念を「~力」と言って、そのニュアンスを一気に表現してしまう傾向が見られます。「眼ヂカラ」とか「脳力」みたいなものがそれです。

 とんかつ力とは、いったい何なのでしょうか。油によるボディへのダメージをもたらす力のことを言うのか、あるいは、ボリューミーな男心を外部へ見せつけるためのエナジーの言葉なのか。そういう意味では、私は最近思いっきり減量を余儀なくさせられているため、とんかつ力はほとんどありません。

 ロボットものや戦隊ものなどのマンガの世界では、空想の兵器による願望の力が様々な形で表現されてきました。ちょんまげを挟み投げする何とかスラッガーで相手を切り倒したり、おっぱいからロケット弾が飛び出たり。もちろん、それはそれで興奮するものであったので、私たちは、この「とんかつ力」に、いったい何が起きるのだろうという、同じような興奮を覚えます。

 ちなみに、私の友人の田中君は、おとうさんが「力(ちから)」という名前のじゃがいものような人だったので、なぜかその名前と風貌が友人たちに大ウケで、しまいには本人が、「田中力(たなかりょく)出せよ」などと、意味もなく励まされて(からかわれて)いました。

 それにしても、とんかつ力。それは、ある能力を指すのであれば、キャベツはいったい何なのでしょう。疑問は膨らみます。

 いまさら、「それは“力”っていうとんかつ屋の名前だろ」などという野暮なことは言いません。願望は願望です。マンガ的の奥は深いと思います。

 では、ハバナイスデイ。

2009.04.01 | マンガ的!

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プロフィール

中丸謙一朗

Author:中丸謙一朗
職業:編集者・コラムニスト
1963年生まれ、横浜市出身。立教大学経済学部卒。1987年、マガジンハウス入社。『ポパイ』『ガリバー』『ブルータス』などで編集を手がけた後、独立。著書に『大物講座』(講談社)、『ロックンロール・ダイエット』(中央公論新社・扶桑社文庫)、『車輪の上』(エイ出版)、漫画原作『心理捜査官・草薙葵』(集英社コミックス)など。編著多数。

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